富士信仰は室町時代末期に発生したもので、この台東区下谷の小野照崎神社(おのてるざきじんじゃ)の浅間神社(せんげんじんじゃ)は、江戸中期、天明年間の1782年、江戸中より浄財を募って富士山より岩石を運び、富士山と同型の山を完成して安置したものだそうです。これが「富士塚」です。 |
小野照崎神社の社殿です。この左手には神楽殿もあり、 日本の雅楽伝承のひとつの聖地となっているのを主張しています。 毎年6月晦日と7月1日が浅間神社の例祭になっています。 |
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小野照崎神社で山開きに先だって行われる「茅の輪くぐり」 疫病、罪、汚れを払い、 無病息災を願うものとして始まったようです。 最初は宮司さんを先頭にした氏子さんたちの行列が、 社殿に向って左、右、左の順に、 8の字を描くようにくぐってから、 浅間神社を祭る富士塚に行進します。 そして「お山開き」が行われます。 |
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こちらが「富士塚」です。 普段は結界されていますが 7月1日の「お山開き」の日には 氏子さんはじめ、近隣の方々も登ることができます。 | |
現在の参道入口です。 この石碑の前を横切っているのは 元、都電通りだったところ。 神社はかなり奥まったところに鎮座しています。 下谷「小野照崎神社」:台東区下谷2-13 |
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