8-01（2009年8月7日掲載）

おはよ〜。

8月。ほんとにきれいな夏空です。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知、金曜ホラー劇場。
お楽しみください。


新人アナウンサーのたまこは、ラッキーな事に人気の
料理番組、「マイケルのきちんとしたキッチン」のレギュラー
アシスタントに決まった。料理講師のマイケルの英語と
ジョーク混じりのトークと変わったレシピが人気の番組だ。
今日は初回リハーサル。今日のメニュー、シーフードの
焦がし醤油バター風味の説明がマイケルからあった。
「たまこちゃ〜ん、todayのrecipeはたまこちゃ〜んの役の
soysource入れるtimingがimportantだからね。
そこだけ気をつけてちょだい。You see?」
「は、はい,yes,yes」
「Yesは一回でいいっかい？なんちゃって。」

リハーサルが始まった。マイケルの流れるような手際と
トークに、たまこはただうなずいたり材料を言われるまま
渡したりするのが精一杯だった。醤油投入のタイミングが
迫っていた。たまこは緊張してきた。
「OK、Everybody.もう少し素材に火が通り水分が抜けたら
お醤油を入れるTimingですよ。早すぎても遅すぎても
Bad。その訳はI'll show you now.」
その時たまこがフライパンめがけて醤油を放り込んだ。
「No!No!たまちゃん！あかんがな。」
「え？だって今『醤油NOW!』って・・。」

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8-02（2009年8月14日掲載）

おはよ〜。

今日も湿気の高温日。
熱中症ご注意。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知、金曜ホラー劇場。
お楽しみください。


父「また雨だそうだな。今年はほんと困ったもんだ。」
息子「とうちゃん、また洪水で床まで水がくるかね。」
父「いや、今度は準備ちゃんとしとこう。ここを塞げば
     かなり水を防げる。よし、そこの土嚢、ここへ移して置こう。
     たかし、その土嚢こっちへ運んでくれ。」
息子「え？どのう？」

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8-03（2009年8月21日掲載）

おはよ〜。

もうすぐ処暑。
夏も終わりが近づいていますね。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知、金曜ホラー劇場。
お楽しみください。


記者サエコ　1

「経済ヤクザ」

金が金を生む。
この男が手がけると、魔法のように金が増えてゆく。
感情の入る隙間は無い。
最新の経済理論を駆使し、感情を一切排除し、
負けた相手から身包み剥ぎ取るそのやり方に
人々は震え上がった。
その経済ヤクザを人々は「ハゲタカ」と呼んだ。
だがマスコミ嫌いのこの男は謎が多かった。

経済新聞社入社2年目のサエコは、偶然レストランの
バーカウンターでウエイティングをしていたこの男の
隣で飲み物をこぼした。男の服を汚してしまったわけでは
無かったが、必死であやまるサエコに男は笑みを浮かべた。
クリーニング代の請求先にと名刺を差し出したサエコに
男は優しく言った。
「ふ〜ん。駆け出しの記者さんか。もし君に興味があったら
インタビューの機会を作ってもいいよ。」
その言葉にサエコは男の顔を良く見た。驚きと共に声が出てしまった。
「あっ！ハゲタカ！」
男はゆっくりと、かなり後退したおでこをなでながら言った。
「確かに、学生時代の友人と久しぶりに会うとそういわれるな。」

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8-04（2009年8月28日掲載）

おはよ〜。

残暑ですけどさわやかな空気です。
もう秋ですね。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知、金曜ホラー劇場。
お楽しみください。


とあるドンキで男３人。
「今日浅草のサンバカーニバルじゃん。出ようよ。」
「え〜！まじ？」
「まあ、いいけど・・。着るものどうすんの？」
「サンバカーニバルだからなぁ・・。」
「・・これで行こうよ！この着ぐるみで良いじゃん。おれパンダね。」
「じゃ、おれライヨン。」
「おで、くまさん。」
３人は暑いのを我慢して着ぐるみを着、サンバカーニバルへ向かった。
踊り狂うサンバダンサーの列に入り込んだ３人を見て、観衆がざわめいた。
あれはもしかして・・・。さんばかアーニマル！」

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