Weekend Theater 2007年2月号

このページに掲載されている記事の著作権は著者「安田 昇」にあります。
転載、転用はご自由ですが、著作権は放棄しておりません。
2-01(2007年2月2日掲載)

おはよ〜。

節分ですね。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知、金曜ホラー劇場。
お楽しみください


「英会話のNovaの英語教師、薬物所持で7人逮捕だって。」
「うち1人は売人だったらしいじゃん。」
「へえ、『ばいにんがる』ってこと?」
「のばなしじゃん。」
2-02(2007年2月9日掲載)

おはよ〜。

立春を過ぎました。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知、金曜ホラー劇場。
お楽しみください。


記   者「バレンタイン商戦、売上はどうですか?」
経営者「今年は少し売れ行きがいいみたいだ。」
記   者「少しは景気回復という事ですかね。」
経営者「チョコっとね。」
2-03(2007年2月16日掲載)

おはよ〜。

伊集院、新シリーズ始めました。
不定期にお送りします。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知、金曜ホラー劇場。
お楽しみください。


ハードボイルドOL
伊集院涼子シリーズ

第2部
第1回

「ダイエット」

今日、涼子はついていなかった。
重要な人物と会うための大事なパーティへ
着てゆこうと思っていたお気に入りのドレスが、
きつくて入らなかったのだ。ここのところ、
政府要人とのアテンドが多くなり、飽食しすぎたせいだろうか。
涼子のIT技術のスーパーストーリーは内外の情報機関で有名になっていた。
全世界に支社のある商社である涼子が勤める会社を通して、各国の情報機関から
コンタクトがあり、社長はまるで涼子のマネージャーのようだった。
パーティは午後7時から。まだ9時間以上ある。
「お昼は抜きだわ。」
社長はあきれていたが、涼子は痩身で有名なエステを予約して、
午後いっぱいを費やす事にした。
エステの全てのメニューは午後5時30分に終わった。
「オンタイムだわ」
涼子は早速ドレスを試してみた。
「いやだ!まだきついじゃない!」
涼子はそれでもむりやり着ようと悪戦苦闘しながら、
社長へ少し遅れそうだと携帯でメールしようとした。
警告音がした。涼子はしまってくれない脇のジッパーを
開けたまま携帯を見て、ドレスを変えるしかない事を悟った。
ソファーに放り投げられた携帯の画面にはこう表示されていた。
『そうしんできませんでした。』
2-04(2007年2月23日掲載)

おはよ〜。

季節がらご自愛ください。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知、金曜ホラー劇場。
お楽しみください。


今回の協議は和やかな雰囲気で行われ、
やっとの成果が期待されていた。
米「偽札のマネーロンダリングに使用している銀行があるでしょ。
     何処にある銀行です?」
ならず者国家のレッテルを貼られたこの国は、
偽札を国家事業として世界に流通させていた。
米は単刀直入に質問してみた。
一気に場の雰囲気が悪くなった。
この国の代表から笑顔が消え、まじめな顔になった。
米「やっぱり。まかおだな。」
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