Weekend Theater 2006年5月号

このページに掲載されている記事の著作権は著者「安田 昇」にあります。
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5-01(2006年5月5日掲載)

おはよ〜。

GW。いかがお過ごしでしょうか。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知、金曜ホラー劇場。
お楽しみください


子供の肥満化による成人病が深刻な米国で、原因のひとつとされ、
一日一本多くとると肥満になる確立が60%高まるといわれている
砂糖入りの飲料を、公立学校で販売することをやめると
米国市場の清涼飲料大手3社が3日発表した。

記者「この措置はいつまで続けますか?恒久的なものですか?」
清涼飲料大手3社代表
「とうぶんのあいだ・・。」
5-02(2006年5月12日掲載)

おはよ〜。

5月も半ば。夏はすぐそこ。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知、金曜ホラー劇場。
お楽しみください


記者「知事、ついに同意ですか。」
知事「いや、そうは言っていないが。」
記者「おや?長官は合意とおっしゃっていましたが・・。」
知事「合意と同意はちがう。」
記者「ご説明ください。」
知事「ん〜・・。どういっていいか・・。」
5-03(2006年5月19日掲載)

おはよ〜。

小満。万物が成長し始める頃ですね。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知、金曜ホラー劇場。
お楽しみください


男は自分が知っている『おたく』の聖地秋葉原とは
ちょっと感覚を異にした、戦争直後の闇市から
こうだったのでは無いかと思わせる、
小さな店が所狭しと並んだ天井の低い
長いガード下を歩いていた。小さな電子機器や
何に使うのか、専門家でないと分からないような
道具や部品が駄菓子屋のように雑然と並んでいた。
この奥に通の『メード喫茶』があるという。『メード喫茶』。
一度は行ってみたかったのだが、人目が気になり
店にはいる勇気が出なかった。
だがその店は聞いていたとおり、目立たない所に入り口があった。
『メード喫茶』というより、古いジャズ喫茶の風情だ。
こんな所にメードがいるんだろうか・・。
その時、ドアが開いて中から客が出てきた。
ラッキーだ。客を見送るメードが見られるかも知れない。
しかし、客を見送ったのは渋い初老のダンディな紳士だった。
片手でドアを押さえながら、その紳士は客の背中に声をかけた。
「メードありー。」
5-04(2006年5月26日掲載)

おはよ〜。

五月晴れ。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知金曜ホラー劇場。
お楽しみください


若者A「昨日の合コン、だしぬいちゃって。彼女と抜け出して
          その後どうしたの?まさかいいことになっちゃったんじゃないの?」
若者B「それがさ、あの後別の店でもう一押しと思ってさ。
          なかなか彼女お酒強くて・・。で、もう最後は『ジェームス・ブラウン。』」

若者A「ええ!じゃ、彼女送っていって『ナントカ・マシーン』!?」
若者B「いや。道端で『ゲロッパ!』」
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