Weekend Theater 2004年2月号

このページに掲載されている記事の著作権は著者「安田 昇」にあります。
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2-01(2004年2月6日掲載)

おはよ〜。

立春を過ぎました。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知、金曜ホラー劇場。
お楽しみください


国際誌記者「アブドルカディル・カーン博士が、北朝鮮やイランへのウラン
        濃縮技術供与を個人的な犯罪として恩赦を求めたと言うのは事実ですか!?」
武者ラフ「ああ本当だ。これで国家の関与がないことがぱっきりすたん。」
国際誌記者「ウラン濃縮技術供与の見返りに多額の秘密借款をしたとか。」
武者ラフ「馬鹿いっちゃいかん。ウラン濃縮技術なんて何処にもウラン。」
国際誌記者「しかし、むりやりカーン博士に供述させたって言う観測もありますが。」
武者ラフ「ばーかいっちゃいかんて。国じゃないって。関与したのはカーンよ。」
2-02(2004年2月13日掲載)

おはよ〜。

ふふふ。13日の金曜日・・・。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知金曜ホラー劇場。
お楽しみください。


母 「あら、あんた麗華ちゃんとラブラブなんだって?
幼稚園中噂のだよー?ほんとなのー?」
息子「ほんとだよーっ。ほら!これっ!」
母 「あらバレンタインのねっ!」
息子「そうだぞっ!これがちょーこだっ!」
2-03(2004年2月20日掲載)

おはよ〜。

雨水が過ぎ、雪解けです。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知、金曜ホラー劇場。
お楽しみください。


大森 敏郎は悩んでいた。会社全体が無線方式を採用するか
否かの会議が始まろうとしていた。セキュリティ担当の彼は、
やはりまだ技術的に一抹の不安の残る無線技術に有線ほどの
信頼感を持つに至っていなかった。大森はため息をついた。
「はあ・・。」
「なんや。まだ決めてへんのかいな。」
役職では上役になった大森に、同期で同じ関西出身の権藤が
じれたように小声で大森をせっついた。会議は社長を除く
13人の内、まだ答えていない大森以外は6対6の同数だった。
最後に決断するべく、社長が聞いた。
「大森君はどうかね。やはり無線かね。」
大森は危険な無線はやはりだめだと伝えようとした。
口がもつれた。
「わい、やれす。」
2-04(2004年2月27日掲載)

おはよ〜。

2月最終。もう春ですね。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知、金曜ホラー劇場。
お楽しみください。


夫「雛壇、きれいじゃないか。」
妻「そうでしょ?結構苦労したわ。」
夫「でもなんか変。なんかバランスが・・・。
     お雛様だろ、3人官女、5人囃子と、1,2,3・・・あれ?9体しかないなぁ。」
妻「あら、わかる?3人官女の一体、頭がとれちゃったから飾ってないの。」
夫「どおりで。かんじょが合わない。」
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