Weekend Theater 2003年4月号

このページに掲載されている記事の著作権は著者「安田 昇」にあります。
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4-01(2003年4月4日掲載)

おはよ〜。

明日清明。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知、金曜ホラー劇場。
お楽しみください


「今度の日曜、翔子さんを僕のクルーザーに
ご招待するよ。」
翔子は先週約束したときの智史を思い出しながら、
彼の待つヨットハーバーに急いでいた。
「やあ!翔子さん。来たね。さあ、僕のクルーザー、
ペイトン号を紹介しよう!」
翔子を出迎えた彼の指差す先には、
二人乗りのオール付ボートがあった。
翔子はちょっとうろたえたが、気をとりなおした。
「あっ、そうか。あれでクルーザーまで行くのね?」
「何言っているんだい?ほら、船外機までついているんだよ。
すごいでしょ、僕のクルーザー。」
翔子は言葉を失った。
「どうしたの?翔子さん。」
「おほほ・・。ちょっとボーットね・・・。」
4-02(2003年4月11日掲載)

おはよ〜。

春たけなわ。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知金曜ホラー劇場。
お楽しみください


助監督「どうですか?今度の新人女優。癒し系美女って
     マスコミで騒がれてますからね。いい感じじゃないですか?」
監督  「はあぁ・・癒し系ね・・。でもあれどうなの。
     ロケ弁当の食べ方。片っ端から人の物にまで手つけてるぜ。」
助監督「ありゃりゃ・・。いやしい系ですかね。」
4-03(2003年4月18日掲載)

おはよ〜。

初夏近し。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知金曜ホラー劇場。
お楽しみください


客 「あれ?おやじ〜、このおかめ蕎麦、
   いつもと違ってやけに蒲鉾が寂しいじゃない、どうなってんの?」
蕎麦屋のおやじ 「それがね、なんだかBSEの影響とかで、
    ヨーロッパの方じゃあ魚ブームなんだそうな。でね、
    原料になる輸入スケソウダラのすり身が高騰しちゃって、
    蒲鉾、高くってね〜。」
客 「道理でこの蒲鉾、向うがスケソウダラ。」
4-04(2003年4月25日掲載)

おはよ〜。

連休?

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知金曜ホラー劇場。
お楽しみください


キャスター「ヤンキーススタジアムでは漢字で書いた
       『松井』Tシャツが売れているそうですね?」

スポーツ記者「はい。これがそのTシャツです。」

キャスター「あれ?胸の所、『松井』じゃ無くて
       『松丼』って書いてある!間違いじゃないですか。」

スポーツ記者「そこがみそなんです。これを見た人が、
         『あっ、誤字ら!』ってわけです。」
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