Weekend Theater 2001年1月号

このページに掲載されている記事の著作権は著者「安田 昇」にあります。
転載、転用はご自由ですが、著作権は放棄しておりません。
1-01(2001年1月5日掲載)

おはよ〜。

皆様、あけましておめでとうございます。
本年もホラー劇場、
御愛読の程お願い申し上げます。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
御存じ金曜ホラー劇場。
今回は新春スペシャル3本立て。
お楽しみ下さい。


孫   「森首相がテレビで新年の挨拶だってよ。」
じいさん「嘘つけ!奴にしんねんなんてあるかい!」

記者  「FRBによる新年草々の利下発表を受けて、
     ニューヨークに始まりアジアの株式市場が
     急騰しているのに、東証だけ置き去りの
     ようですが。」
宮沢  「う〜ん。とうしょうもないねぇ。」

橋本  「行革を標榜するからには、自ら変わらない
     とな。龍太郎を巳太郎に改名するなんて
     どうだろう。」
秘書  「そりゃまたヘビーですな。」


1-02(2001年1月12日掲載)

おはよ〜。

新世紀、皆様はどんな抱負を
お持ちですか?

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
御存じ金曜ホラー劇場。
今回は新シリーズの登場です。
お楽しみ下さい。



CIA特務捜査官 シリーズ 
「スニーキング・ジェニー」

第一回

凍っているように白く曇った滑走路に滑り込んだ
ジャンボ機の、小さな窓にみえる白くくすんだ世界を
眺めながら、CIA特務捜査官ジェニー・オコンナーは
長官の言葉を思い出していた。
(トロントにあるボーマン遺伝子研究所で、世界的に
モラルが問われている人間のクローンが作られている
との情報を得た。成長促進剤を使えば、発生から3ヶ月
で成人させられるとの専門家からの情報もある。
行って確かめてこい。)
・・・
ボーマン研究所の警備は、特殊訓練を受けている彼女に
とってはあまりに軽微だったので、クローニングによって
生み出された人間が居るとされる部屋の天井まで忍び込
むのはとても簡単な作業だった。だが、確かに人の気配
がするその部屋を覗くのは、やはり勇気が入用だった。
遺伝子工学で生み出されたクローン人間。
ちょっとしたおどろおどろしさがあった。
彼女は大きく深呼吸すると、勇気を持って覗いた。
(・・・な、なによ!)
彼女は自分の目を疑った。
そこには両上腕に青い事務用のカバーを着け、
自分より遥かに若い白衣の研究者の座る机の前で、
ひたすら謝っている初老の男の姿があった・・・。
・・・苦労人だった。


1-03(2001年1月19日掲載)

おはよ〜。

長期予報は暖冬ですが、
寒い日が続いております。
御自愛ください。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
御存じ金曜ホラー劇場。
お楽しみ下さい。


今月20日、保谷市と田無市は新しく「西東京市」
として生まれ変わる。それにさきがけ、両市では
市庁舎を閉じる閉市式が行われた。

レポーター「保谷市の市職員の方は、合併に
      積極的だったと聞いていますが。
      今のお気持ちは?」
保谷市職員「やだやだやだ!合併したくないぃ!」
レポーター「ほう。やなんですか?」

レポーター2「ここ田無市では市職員が黙々と
       新庁舎への引っ越し作業
       を進めています・・・。
       あの、すみません!今のお気持ちは?」
田無市職員 「たなしーです。」


1-04(2001年1月16日掲載)

おはよ〜。

寒いですね〜。
お風邪など召しませんよう。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
御存じ金曜ホラー劇場。
お楽しみ下さい。


記者 「やはりKSDから資金流入があったんですね?」
官  「魁時代にパーティー券を買ってもらいました。」
記者 「今回の事で、どう対応するんですか?」
官  「いや、もちろんお金はけーえすでー。」


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