Weekend Theater 2001年8月号

このページに掲載されている記事の著作権は著者「安田 昇」にあります。
転載、転用はご自由ですが、著作権は放棄しておりません。
8-01(2001年8月3日掲載)

おはよ〜。

8月です。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
御存じ金曜ホラー劇場。
お楽しみください。

いったんは首相の指示を拒否した形
になった外務省幹部人事で、
外相はもともと自分の案であった
柳井俊二駐米大使の更迭にようやく
同意した。
記者 「柳井さん、ご自身はどうだったんですか
      続投したかったですか?」
柳井 「いや、もうやない。」
8-02(2001年8月10日掲載)

おはよ〜。

お暑ございます。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
御存じ金曜ホラー劇場。
お楽しみください。


時間の隙間
シリーズ
「ディック・ハワード」

いつもより混み合っている通勤電車の中で、
ディック・ハワードは同僚の吉岡とお互いを見付けた。
つぎの駅で乗客が入れ替わると同時に、
お互いに動き、二人はそばに並んだ。
「オハヨウ、ヨシオカサン」
「おはよう、ディック。今日も混んでるね・・。」
吉岡の言葉が終わらないうちに電車が動き、
ディックに乗客全員が寄りかかったのではないか
と思うほど圧力がかかった。しかもディックは足を
踏まれた。
「ouch!イタタタタ!アシ!」
思わずディックは声をあげた。
ゆれが戻り、吉岡が言った。
「足ふまれたの?でもおれじゃないよ。」
再び、先ほどより強くゆれた。
ディックはまた足を踏まれた。先程より痛かったので、
ディックは叫んだ。
「オーマイガッ!」
「俺じゃないって!」


8-03(2001年8月17日掲載)

おはよ〜。

残暑です。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知金曜ホラー劇場。
お楽しみください

記者 「13日、小泉首相が靖国神社に参拝しましたね。」
評論家 「うん。外交に尾を引きそうだ。」
記者 「参院選の前だったら、結果に影響していたでしょうか?」
評論家 「う〜ん。惨敗したんじゃない?」
8-04(2001年8月24日掲載)

おはよ〜。

台風一過、ちょっと暑さが戻ったけど、
秋の香りがしてきました。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知金曜ホラー劇場。
お楽しみください


シリーズ
認識番号0078ジェイク・アーリマン

彼は軍事査問会にかけられていた。
「おまえともあろう者が、なぜ命令に違反して
他国の領空侵犯ぎりぎりを飛んだ!しかも重要人物を乗せてだ!」
「お言葉ですが司令官、私は操縦命令を受けた
ステルス偵察機で、命令通り哨戒行動を行った
だけです。」
「何を言うか!貴様への命令は重要人物の安全な
輸送だったはずだ!確かに今回はダミーを乗せた4機のステルスが
同時に飛び、後から作戦を指示した。内、1機だけが本物の
人物を乗せており、輸送機である事の指示を暗号無線で行った。
それがおまえの機だったはずだ!」
「はい。私も機長として通信士に、命令暗号解読の指示を確認
しています。命令は偵察でした。」
司令官がため息をついた所へ、事務官が何か機材を届けに来た。
事務官と小声で話していた司令官は、ジェイクに向き直って言った。
「…問題の機のボイスレコーダが到着した。おまえの言うことが正しいか
確かめてみよう。」
事務官が操作した機材から、
ジェイクと通信士のやりとりが聞こえてきた。
『…通信士!命令はまだか!』
『…はい…いや、いま暗号受信中です!』
『どうだ?命令は偵察だな!そうだな?』
『…ええっと…。うんそうです!』
8-05(2001年8月31日掲載)

おはよ〜。

ちょっと暑さは残るけど、
秋ですね〜。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
ご存知金曜ホラー劇場。
お楽しみください


記者1「大手コンピュータ・メーカー、
     ゲート・ウェイが日本から完全撤退する事を決めた!」
記者2「ほう。ユーザーに不安を残すね。で、主な原因はなんだい?」
記者1「・・名前じゃないかな。」
記者2「なんで?」
記者1「・・ゲッタ・ウェイ・・」


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