Weekend Theater 6月号

このページに掲載されている記事の著作権は著者「安田 昇」にあります。
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6-01(2000年6月2日掲載)

おはよ〜。

あ、あつい〜。
夏好きです。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
御存じ金曜ホラー劇場。
お楽しみ下さい。


レポーター「今日衆院解散で失職する499人の代議士に、
      6月分の給料やボーナスが満額支給される
      そうですが、おかしいとはおもいませんか?
      センセイ。」
代議士  「あ〜いや〜。ははは・・・うんー、そうねー。」
レポーター「どうなんですか?センセイだけでも返還したら、
      選挙、有利になるんじゃないですか?皆、えらいって。
      言いますよ、きっと。返したらどうです?」
代議士  「いや、かいさん。」
6-02(2000年6月9日掲載)

おはよ〜。

梅雨ですかね。

今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
御存じ金曜ホラー劇場。

今週はついに豊島の住人を勝利に
導いた執念の人、中坊氏の話題です。
お楽しみください。

記者 「豊島公害調停の骨子に、
     産廃を搬出した後、
     神社を建設することと
     ありますが、これはやはり
     調停成立の前に亡くなった方
     への鎮魂と言う意味ですか?」
中坊氏「ええ、毎年香川県知事に
    『さんぱい』してもらおうと。」
6-03(2000年6月16日掲載)

おはよ〜。

梅雨の晴れ間。あじさいが美しいです。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
御存じ金曜ホラー劇場。
お楽しみください。

ソクラテスの妻は、見た目の美しさへの妬みも
あってか「悪妻」の名高かった。
弟子のプラトンは、ソクラテスの死後未亡人となった彼女
の相談役をしているうち、噂に違い、しとやかで家庭的な
彼女の虜になってしまった。
(彼女は悪妻などではない。)
躊躇する彼女をようやく説得し、
プラトンは彼女を妻に迎えた。
初夜、プラトンが彼女を抱き締めると、
彼女には結構強い体臭があった。
プラトンはつぶやいた。
「あ、くさい。」
6-04(2000年6月23日掲載)

おはよ〜。

暑いです。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
御存じ金曜ホラー劇場。
先週の続編です。
お楽しみください。


プラトン夫妻はちょっと倦怠期に入っていた。
それを払拭しようと、二人は海辺の街へ旅行に出た。
美しい夕焼けの海岸で、プラトンの妻は聞いた。
「あなた、私との暮し、後悔なんかしてないわよね?
・・さあ抱き締めてちょうだい。」
「こ、こうかい?」
6-05(2000年6月30日掲載)

おはよ〜。

明日雨だと8週間連続になるそうです。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、一服の清涼剤。
御存じ金曜ホラー劇場。
お楽しみ下さい。


ディズニースタジオは異様な緊張に包まれていた。
次回作、実写版「ターザン」の主役を決める最終オーディションが
監督を中心に行われていたのだ。
勝ち残った二人のうちの一人は
空手着の上半身を脱ぎ、空手の型を気合とともに行った。
「たぁーっ!」
監督 「・・・なんだ?あれじゃたーじゃん。」

残る一人はターザンの雄たけびを真似ようとしたが、
何を勘違いしたのか手を口にパタパタ当てたので、
インディアンになってしまった。
「アワワワワワー」
監督 「おいおい。こっちはぱーじゃん。」

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