８-０３
(2007年8月17日)
おはよ〜。

残暑厳しきおり、ご自愛ください。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、
一服の清涼剤。
御存じ、
金曜ホラー劇場。
お楽しみ下さい。


団塊おやじトリオは、社内での立場もそこそこ。
何か一旗と今日も社食で相談していた。
「やっぱりこの時期、省エネじゃないか？」
「なるほど。その重要性を若いものに伝える。そういうこと？」
「そう。社内に一大ムーブメントを巻き起こす！」
「ははあ。ムーブメントね・・。」
３人は早速大きな看板を作り、ここ社食で省エネを
啓蒙する会を開く事にした。それぞれ会社での省エネの
方法を勉強し、発表会に備えた。
チラシをつくり、横看板を社食の天井から下げて
その下にステージを作る事にした。
「おい、これ天井から下げるのに、天井にヒートン入れちゃって良いかね。」
「まずいだろー、穴あけんのは・・。その空調の吹き出口に下げたら？」
「グッドアイディア！」
横看板には「おやじの省エネ講座」と達筆な筆書きした。
いよいよ皆が集まる時間が近づいて来た。
「省エネと「してはやっぱり、空調止めた方が良いんじゃないか？」
「止めちゃ暑いだろ。」
「じゃ、送風にしよう。」
やがて皆が集まり始めたのだが、皆横看板を見てくすくす笑い出した。
3人は看板を見上げて驚いた。送風にしたため、結露した空調の吹き出し口から
水が滴り、「省エネ」の「エ」を下へつたい、墨を溶かして「モ」の字に変わっていた。
3人は声を合わせた。
「しょうもねー」

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