Weekend Theater
1月号-3
i-mode版

1-03
(2003年1月17日)
おはよ〜。

1月もなかば過ぎました。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、
一服の清涼剤。
御存じ
金曜ホラー劇場。
お楽しみ下さい。


甲子園に常連の高校に通う岡田と対馬は、小学校の頃から野球好きの親友だった。
岡田はピッチャーとしての実力が超高校級と言われ、大学進学かプロ入りか迷っていた。
対馬はレギュラーがやっとの実力だったが、元来ののんびりした性格がチームに良いムードを作る重要な存在だったがプロの誘いは無かった。
二人は今日も遅くまで練習に打ち込んでいた。
帰り道、真っ黒に汚れた顔を緊張させて岡田は決意したように言った。
「おれ・・・、やっぱりプロに行くよ。」
対馬が言った。
「そうか。じゃ、これ持ってけよ。」
「対馬・・・。おまえこれって・・・。」
風呂道具一式だった。
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