Weekend Theater
1月号-2
i-mode版

1-02
(2003年1月10日)
おはよ〜。

正月ボケの頭に。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、
一服の清涼剤。
御存じ
金曜ホラー劇場。
お楽しみ下さい。


球場のアナウンスは9回裏2死満塁の場面で不振の4番バッターが交代することを告げた。
「4番にかわりまして・・・。」
しばらく間が空いた。
「解説の遠藤さん、4番の松井が抜けた後、誰を持ってきてもだめでしたが、
今回秘密兵器を2軍から引き抜いたと原監督が言っていましたね。
こんな場面でどうやら使うようですね。」
「はい。そうとう自信があるんでしょう。」
アナウンスが再び言った。
「4番・・・さあどうだ!」
球場がどよめいた
「おごってんのか!
挑戦的だぞ!」
観客は口々に叫んだ。
「遠藤さん!なんでしょうこのアナウンス!」
「ほんとに!『どうだっ!』っていわれてもねぇ。」
空欄だった電光掲示板、4番バッターの欄に文字が入った。
サードの「小田」選手だった。
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