Weekend Theater
4月号-1
i-mode版

4-01
(2003年4月4日)
おはよ〜。

明日清明。

さて、今週もいよいよ週末。
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、
一服の清涼剤。
御存じ
金曜ホラー劇場。
お楽しみ下さい。


「今度の日曜、翔子さんを僕のクルーザーにご招待するよ。」
翔子は先週約束したときの智史を思い出しながら、彼の待つヨットハーバーに急いでいた。
「やあ!翔子さん。来たね。さあ、僕のクルーザー、
ペイトン号を紹介しよう!」
翔子を出迎えた彼の指差す先には、二人乗りのオール付ボートがあった。
翔子はちょっとうろたえたが、気をとりなおした。
「あっ、そうか。あれでクルーザーまで行くのね?」
「何言っているんだい?ほら、船外機までついているんだよ。すごいでしょ、僕のクルーザー。」
翔子は言葉を失った。
「どうしたの?翔子さん。」
「おほほ・・。ちょっとボーットね・・・。」
 驪4月号のトップ
 戀Weekendのトップ