Weekend Theater
11月号−1
i-mode版

掲載記事の著作権は著者
「安田 昇」にあります。転載、転用はご自由ですが著作権は放棄しておりません。
11-01
(2000年11月3日)
おはよ〜。

ひゃあ。
もう11月。

さて、今週もいよいよ週末。
(月曜に読む人、
連休
お疲れでした。)
一週間お疲れ様でした。
忙しい中、
一服の清涼剤。
御存じ
金曜ホラー劇場。
お楽しみ下さい。


シリーズ
「時間の隙間」
日常の中、突然時間の止まる時があります。
そんな時を集めてみました。
さあ、今週は何秒止まるでしょう。


老人が乗り込むと、車内は混んでいた。
すこし膝が痛かった老人は座りたかったが、生憎空席は無かった。
老人が小さなため息をつくと、それが聞えたかの様に並んで座っていた若者の一人が立ち上がって席を譲ってくれた。
老人はうれしくて、自分の横と前に立った若者の会話に、つい耳を傾けた。
若者1「おまえ、最近顔色良く無いな。」
若者2「最近ネットにはまっちゃって。お前だって人の事言えるか。」
若者1「やっぱり。あれ癖んなるよね。」
老人「君たち!風呂はぬるいお湯に長くつかりなさい。」
若者「??」
老人「熱湯は身体に良く無い。」


 驪11月号のトップ
 戀Weekendのトップ